マウスガード

マウスガード

皆さんはマウスガードというものを聞いたことがありますか？
今日は歯医者さんで作れるマウスガードについてご説明していきたいとおもいます。

今回ご紹介するのは就寝時用マウスガード（ナイトガード）です✨
ナイトガードは就寝時に着用するもので、寝ている間の歯軋りなどの衝撃から歯を守ってくれるものです🦷✨

夜間寝ている間は無意識のうちに歯を食いしばったり歯軋りしてしまうことがあり、お口やカラダ全体に様々な影響をおよぼしてしまいます！！

【お口への影響】
1.歯がすり減る
2.歯がしみる
3.顎関節症になる
4.歯周病の悪化
5.銀歯などの被せ物がとれてしまう
6.お口の中の骨が発達してしまう

などが挙げられます。
歯軋りにより歯の表面（エナメル質）がすり減ることによって、エナメル質の内部にある象牙質に刺激が伝わりやすくなり、歯がしみやすくなります。
また、歯軋りで歯がすり減ることにより、歯の形が変わってしまいます。最悪の場合歯軋りの力が原因で歯に亀裂が入ってしまうこともあります。

また、噛み締めたり歯軋りをし続けると顎に負担がかかり、顎関節を傷つけてしまうことで口が開けづらくなる顎関節症になることもあります。
人は無意識のうちに歯軋りをすると体重の3〜5倍程の力がかかると言われているため、かなりの負担が顎にかかっているということです。
その3〜5倍の力で長年歯軋りをし続けると、歯を揺さぶられ続けるので、歯周組織にもかなりの負担になり、歯周病の進行をはやめてしまうことがあります。
また、歯ぎしりをし続け、お口の中の被せ物に大きな負担をかけていると、被せ物がとれてしまうことがあります。
そして、かなりの力をかけ続けることでお口の中の骨が刺激され、骨が大きくなり、歯を支えている骨が盛り上がってしまうことがあります。

　骨の盛り上がり（骨隆起）無しの口腔内

　骨の盛り上がり（骨隆起）有りの口腔内

骨隆起事態には身体への害はありませんが、歯型取りなどの器具をお口の中に入れると、骨に当たってお痛みが出る場合があったり、

見た目が気になってしまう事もあるかと思います。

今回はお口の中への影響についてお話していきましたが、次回は身体への影響や対処法についてお話していきます。

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