こんにちは。
名駅アール歯科・矯正歯科でございます。
本日は歯が浮く感じがする!違和感がある!という時、実際にどのような事が起こっている可能性があるのか、お話していきます。
歯が浮いた感じで噛むと痛い原因は?
歯が浮いた感じがして噛むと痛い場合、歯の周りにある歯根膜に負担がかかっている、歯ぎしり・食いしばりで一時的に炎症が起きている、歯周病が進行している、歯の根の先に膿がたまっているなど、複数の原因が考えられます。
一時的な違和感で落ち着くこともありますが、噛むたびに痛い、歯ぐきが腫れている、膿が出る、口臭が強い、痛みが数日続く場合は、早めに歯科医院で確認することが大切です。
特に「噛むと強く痛い」「歯が浮いて高く当たる感じがする」「歯ぐきにできものがある」といった症状は、自己判断で放置せず相談しましょう。
歯が浮く感じとは?歯根膜の違和感について
根っこは、骨とくっついているように見えますが、歯根膜(しこんまく)という薄い繊維に包まれています。
歯が浮く感覚がおこるのは、この歯根膜の毛細血管がうっ血(血流の障害により静脈内に血液がたまった状態)して腫れ、炎症を起こすことにより感じられるものです。
歯根膜はごく薄い膜で、周囲を骨に囲まれているので、腫れると行き場がなくなり、その結果、歯がもち上がる格好になります。
噛むと痛い場合に考えられる主な原因
原因として考えられるものに、硬いものを食べたり、無理なかみ方をしたり、あるいは疲れなどが挙げられます。
| 症状の出方 | 考えられる原因 | 特徴 | 受診目安 |
|---|---|---|---|
| 疲れた時だけ歯が浮く | 食いしばり・噛みしめ | 朝起きた時やストレス時に違和感が出やすい | 繰り返すなら相談 |
| 噛むと特定の歯が痛い | 歯根膜炎・噛み合わせの負担 | 高く当たる、押されるような感覚 | 数日続くなら相談 |
| 歯ぐきが腫れている | 歯周病・歯周膿瘍 | 出血・口臭・歯のぐらつきを伴うことがある | 早めに受診 |
| 歯ぐきにできものがある | 根尖性歯周炎・根の先の膿 | 痛みが弱くても膿がたまっている場合あり | 早めに受診 |
| 噛むと鋭く痛い | 歯のひび・歯根破折の可能性 | 噛む角度で痛みが変わることがある | 放置せず受診 |
| 冷たいもの・熱いものがしみる | 虫歯・歯髄炎・知覚過敏 | しみる時間や痛みの強さで判断が必要 | 痛みが続くなら相談 |
疲れ・ストレス・食いしばりで歯が浮くことはある?
徹夜明けやストレス過剰のとき、全身の血行が悪くなって、首や肩がこるのと同じで、歯根膜も血行が悪くなってしまうのです。
とくに歯が弱い人の場合、疲れは「歯が浮く」という症状となって現れます。
急に激しい運動をしたあとや、歯をかみしめるクセがある人も、歯に強い力がかかって歯根膜が圧迫され、歯が浮くことがあります。
お酒の飲みすぎで起こることもあります。
対策はまず、考えられる原因を取り除くことです。
歯ぐきや歯の根に膿がたまっているケース
歯茎や歯根に膿がたまっている。
歯医者さんへの受診まで、痛みを我慢することが難しい場合は下記の方法で痛みを和らげることができます。
・うがい薬で口をゆすぎ、口腔内を清潔に保つ
膿がたまっているときは、お口の中で細菌が増殖しやすい状態です。うがい薬を使ったうがいにより、細菌の増殖を抑えます。
うがい薬は刺激が強いものだと、うがいの最中に痛みが増してしまうことがあります。
また、歯ブラシを活用する際にはやわらかめの歯ブラシで患部を刺激しないよう、優しく磨いてください。
根尖性歯周炎は、虫歯が根尖(歯の根の先端)に膿がたまり炎症を起こしている状態です。顎の骨や歯茎といった周辺組織に広がることもあり、慢性と急性に分けられます。
慢性の場合は痛みなどの自覚症状がほとんどなく、レントゲン撮影をした際にはじめて気づく、というケースも少なくありません。
自宅でできる応急対応とやってはいけないこと
自宅でできる応急対応としては以下の内容が挙げられます
自宅でできる応急対応
| 自宅でできること | 理由 |
|---|---|
| 患部を刺激しないようにする | 強く噛む・触ると痛みが増す場合がある |
| やわらかい歯ブラシで清掃する | 汚れを残さず、歯ぐきへの刺激を抑える |
| うがいで口腔内を清潔に保つ | 細菌の増殖を抑える補助になる |
| 硬いものを避ける | 歯根膜や歯ぐきへの負担を減らす |
| 安静にする | 炎症がある時は痛みが増えにくいよう配慮する |
避けたほうがよい行動
血行がよくなると、痛みが増す可能性があります。
血行がよくなる行動としては、
・入浴
・飲酒
・激しい運動
などがあげられます。痛みがあるときは安静にしていることが大切です。
また、膿を自分で出すことも控えましょう。膿の周辺は清潔ではないので、手や針などで触ることで傷口が広がったり細菌に感染してしまったりする可能性もあります。
| 避けたほうがよい行動 | 理由 |
|---|---|
| 膿を自分で出す | 傷口が広がる・感染する可能性がある |
| 痛い歯で噛み続ける | 炎症や負担が悪化する場合がある |
| 飲酒 | 痛みや炎症が強くなる可能性がある |
| 長時間の入浴・激しい運動 | 血行が良くなり痛みが増す場合がある |
| 自己判断で放置 | 根の病気や歯周病が進行する可能性がある |
痛みだけでなく、下記のような症状が現れることもあります。こうした症状も、周辺組織の炎症が関係している恐れがあるため、痛みが強くなる前にご来院下さい。
・歯茎が腫れる
・歯茎にできものができる
・口臭が強くなる
・歯が浮く感覚・圧迫感がある
\お悩みに合わせた治療を提案いたします/







