キシリトールとは - 名駅アール歯科・矯正歯科

みなさんこんにちは。
名駅アール歯科矯正歯科です🦷✨

皆さんは、「キシリトール」をご存知ですか。
テレビCMやスーパーなどで多く目にした事があるかと思います。
ガムやお菓子などにも入っている事が多いキシリトールですが、「キシリトールは歯にいいもの」と言うイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。

本日は、「キシリトール」についてお話ししていきます🦷✨

キシリトールって何？

キシリトールとは、多くの野菜や果物に含まれているキシロースから合成される天然の甘味料です。

キシリトールの効果

キシリトールを摂取する事で様々な効果があります。

①砂糖より血糖値が上がりにくい

キシリトールは砂糖と同じくらいの甘味がありますが、カロリーは砂糖の4分の３程です。
血糖値を上げないため糖尿病患者さんの食事甘味料としても使用されています！

② 唾液の分泌を促してくれる

唾液はお口の中をきれいにしてくれる効果もあり、虫歯になりにくい口腔内環境を作ります。
これはお口の中の健康を保つために必要なことです‼
キシリトールの甘さが唾液の分泌を促してくれたり、キシリトールガムを噛むことで分泌がさらに促されたりします。

③虫歯予防に最適🦷

キシリトールが虫歯予防にいいと言われる理由は三つほどあります。

・プラークをサラサラにする
キシリトールは虫歯の原因となる細菌（ミュータンス菌）の働きを抑える効果があります！
キシリトールガムを噛んだ後に歯みがきをすると、プラーク（歯垢）を簡単に落とすことができます。

・虫歯の原因となる酸をつくらない
プラークの中にいるミュータンス菌が酸を作り出し、歯を溶かすことで虫歯になります。
しかし、ミュータンス菌はキシリトールから酸を作ることができません。それに加えてキシリトールは虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を抑える性質もあります。さらに、キシリトールは酸を中和する働きもあるのです！！

・再石灰化を促す
通常、酸によって歯の表面が溶けても唾液がお口の中を中和することで、カルシウムやリンが歯の表面に戻って脱灰した歯を修復してくれます。
この繰り返しで、虫歯になりにくい歯が作られていくのですが、キシリトールは再石灰化を促す効果があります✨

このように、キシリトールには虫歯になりにくい効果がたくさんあります🦷
積極的にキシリトールを活用することがおすすめです☺️✨