歯と歯の間にできる三角形のすき間、「ブラックトライアングル」。
鏡を見たときに気になったことがある方も多いのではないでしょうか。

ブラックトライアングルができる主な原因のひとつは、歯ぐき(歯肉)の退縮です。加齢や歯周病、強いブラッシングなどによって歯ぐきが下がると、本来埋まっていた歯と歯の間にすき間ができてしまいます。
また、歯の形も関係しています。先端が細く三角形に近い歯は、もともと歯と歯の間にすき間ができやすい傾向があります。さらに、矯正治療後に歯並びが整うことで、今まで隠れていたすき間が見えるようになるケースもあります。
その他にも、歯石の除去後や歯ぐきの炎症が改善された後に、腫れていた歯ぐきが引き締まることでブラックトライアングルが現れることもあります。これはお口の中が健康になってきているサインとも言えます。
ブラックトライアングルは見た目だけでなく、食べ物が詰まりやすくなる原因にもなります。ただし、すべてが治療の対象になるわけではなく、状態によって対応方法は異なります。
ブラックトライアングルを防ぐ歯みがきの仕方
ブラックトライアングルを防ぐためには、毎日の歯みがきがとても重要です。
まず意識していただきたいのが、「歯と歯ぐきの境目」を丁寧にみがくことです。歯ぐきの近くには汚れがたまりやすく、みがき残しがあると炎症の原因になります。歯ブラシは歯ぐきに対して45度の角度で当て、小刻みに優しく動かしましょう。
次に大切なのが、「歯と歯の間のケア」です。歯ブラシだけでは約6割程度の汚れしか落とせないと言われており、特に歯と歯の間は汚れが残りやすい部分です。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、よりしっかりと清掃することができます。
また、力を入れすぎたゴシゴシみがきは歯ぐきを傷つけ、下がる原因になることがあります。やさしい力で丁寧にみがくことを心がけましょう。
さらに、毎日のセルフケアに加えて、定期的なクリーニングも大切です。ご自身では落としきれない歯石や汚れを除去することで、歯ぐきの健康を維持しやすくなります。
ブラックトライアングルは一度できると改善が難しい場合もあるため、日頃のケアがとても大切です。
当院では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた歯みがき方法やケア用品のご提案も行っております。マウスピース矯正、表側ワイヤー矯正、裏側矯正など、さまざまな装置もご用意しておりますので、お気軽にお声掛けください。






