親知らずって抜いたほうがいい?

こんにちは。よく患者様に親知らずって抜いたほうがいいの?って聞かれますので本日は親知らずについてお話させていただきます。

つい先日、笑福亭鶴瓶、中居正広さんがMCの「ザ!世界仰天ニュース」にて、時々痛んでいた親知らずを海外旅行中の5日間放置、あと数時間処置が遅れていたら死に至っていたという怖い話が放送されていました。親知らずで?と思われる方も多いと思いますが、親知らずはいろいろな要因が重なると重篤な症状を引き起こすことがありますので注意が必要です。

親知らずとは、20歳前後で萌出してくる歯のことを言います。顔の正中から言うと8番目の歯です。

一番奥の歯ですので、顎が小さく歯の萌出スペースがないと、歯がきちんと萌出せず歯ぐきがかかってしまったり、真横に萌出したりすることがあります。きちんと萌出していないとそこに汚れが溜まって炎症が起きてしまったり、親知らずが虫歯になるだけでなく、一つ前の歯を虫歯にしてしまうことがあります。

親知らずの周りに汚れが溜まることにより、定期的に親知らずに痛みを感じたり腫れを感じたりすることがあります。ただ歯科医院にてお掃除をしてもらい、お薬を飲むことで症状は寛解します。しかし、それは根本解決にならず数か月に一度同じ症状が起こることが多いです。これを放置していると、海外旅行の疲れや風邪などで免疫が落ちているときには、炎症が局所に収まらず、気道の方まで炎症が波及し、気道閉塞などの重篤な症状が出てしまうことがあります。

親知らずのデメリットばかり話しましたが、親知らずを必ずしも抜かないといけないのかと言うとそういうわけではありません。

まっすぐ萌出していて、歯磨きがしっかりできるのであれば残すことが可能です。またそのメリットとして親知らずを残すことで、将来、他の歯がだめになった時に移植歯として利用することができます。

料金

親知らずの抜歯は保険適応になります。歯の萌え方にもよりますが2500~6000円ほどになります。

注意事項

親知らずの抜歯後は数日から1週間ほど腫れます。

抗生剤と痛み止めを処方します。

当日はお酒や長時間の入浴はご遠慮ください。

下顎の神経と近い場合、下歯槽神経麻痺が起こることがあります。

ご自身の親知らずがどういう状態なのか一度、歯科医院に検診に行ってみましょう。

親知らずの抜歯は高度な外科技術が必要となります。

名駅 名古屋 医療法人清翔会の名駅アール歯科・矯正歯科では名古屋市立大学病院歯科口腔外科の非常勤歯科医師がいますので安心してご相談ください。