皆さんこんにちは。
本日はブラックトライアングルについてお話いたします。
ブラックトライアングルとは?
歯と歯の間には、歯間乳頭という三角の歯肉の部分があります。
歯間乳頭には、歯間乳 頭繊維(歯と歯の間をつなぐ水平の繊維)があり、歯を支える大切な働きをしています。
歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)が下がることにより現れた三角の隙間をブラックトライアングルと言います。
いろいろな原因がありますが、
矯正していない方の原因は主にブラッシング不良により炎症を起こし、歯肉炎になってしまうと歯間乳頭が腫れ
この状態が長く続くと歯間乳頭の組織や歯を支えている歯槽骨の一部が、破壊されてしまいます。
その結果、歯槽骨が吸収した分だけ歯間乳頭は退縮してしまうのです。
矯正されている方でブラックトライアングルが現れている原因は
① 矯正で歯を並べたことによって歯磨きがしやすくなり歯ぐきの腫れが改善されるから
② ガタツキが強く、骨が不足している部分にも歯を並べるから
この2点が主な原因です。
歯並びが悪いと、歯磨きで落としきれない食べかすやプラークが歯と歯の間に溜まり、日常的に歯ぐきが炎症を起こして腫れていることがよくあります。
このような方が矯正治療を行うと、歯磨きで汚れが落としやすくなった結果、歯ぐきの腫れがおさまって健康的に引き締まります。
健康になるということですが、引き締まるということはそのぶん歯ぐきのボリュームも減るということです。
つまり、「歯ぐきが下がる」ことにつながり、ブラックトライアングルができてしまいます。
改善方法
一度下がってしまった歯肉は元には戻りません。炎症で腫れてブラックトライアングルができた場合はそれ以上下がらないように歯磨きを頑張りましょう。
矯正でブラックトライアングルが出来てしまった場合は、歯を少し削り隙間を埋めることにより目立たなくすることが可能です。
また、削りたくない、もしくはかなり削っているのでこれ以上歯は削れない場合はブラックトライアングルの部分に自費の材料を盛り足すことで目立たなくすることが可能です。
下のお写真はブラックトライアングルが主訴ではなく、歯が離れてしまっているところを治したいという主訴でした。
ブラックトライアングルを埋める処置と同じ手順で隙間を埋めることが出来ます。
デメリットとしては、歯と全く同じ材料はありませんので経年劣化で変色が起こったり、段差ができ、外れてしまう可能性もございます。
ブラックトライアングルは気にされない方がほとんどですが、気になる方は改善できる方法があるかもしれません。
ご相談してみてください。
---------------------------------------------------------------------------------
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのマウスピース矯正について≫
≪名古屋アール歯科・矯正歯科でのワイヤー矯正について≫
名古屋アール歯科・矯正歯科では、前歯部の矯正でも全体矯正でも患者さんの負担をなるべく少なくするために、基本的に追加のオプションの料金をいただいておりません。
矯正後はリテーナーを装着していただき、矯正後の後戻りを防ぎます。
3カ月ごとの健診に来ていただいた場合、新しいリテーナーを無料でお渡しします。
名古屋アール歯科・矯正歯科では、矯正相談を随時無料で行っています。
普段、お仕事や家事などで矯正の相談に行けないと多数のお声をいただいていたため
名古屋アール歯科・矯正歯科では隔週日曜日の15時まで治療、矯正相談を行っています。
是非、矯正を少しでも考えている方はお気軽にご相談ください。
当院では患者様との連絡をしっかりと取っていくためにLINE登録をお願いしております。
お手数ですが、宜しくお願いします。
住所 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4-10-25 IMAIビル11F
電話番号 052-581-1051
インスタグラム https://www.instagram.com/meieki_rdental_seishokai
清翔会公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCBMHkU2cvEppvq-Fj9wc3uQ