赤ちゃんの手づかみ食べ

こんにちは♪名駅アール歯科・矯正歯科です。

 

今日は離乳食を始めた赤ちゃんの手づかみ食べの重要性についてお話します。

1歳前後の赤ちゃんは、スプーンなどの食具を使い

始めたと思ったら、手づかみに戻ったりすることもあると思います。

でも、心配しないでください(^^)

1歳~1歳半頃の手づかみ食べの時期は、赤ちゃんが自分でご飯を食べられるようになるために重要な時期なのです!

 

手づかみ食べの発達

1歳前後~1歳半の赤ちゃんは、自立して食べられるようになるために手づかみ食べを通じて、摂食機能を発達させます。

またこの時期からは乳臼歯が生えそろうので、少しずつ硬くて繊維質な食べ物でも食べられるようになります。

いろいろなものを自分で食べられるようになると、好き嫌いの主張も強くなります。

好き嫌いが激しくなってきたら、見た目や味付けを変えてみると克服できるかもしれません♪

 

手づかみ食べを行うことで、赤ちゃんは食べ方も覚えます☆

①食べ物に応じた”一口量”

手で直接食べ物に触れることで、食べ物の温度・硬さ・形状を把握します。

実際に口の中に入れたときに感じる感覚と、手で得た感覚を重ね合わせることで、

食べ物の種類に応じた”一口量”を判断できるようになっていきます。

 

②口で取り込む”一口量”

手づかみで口まで運んだ食べ物を前歯で噛み取る時に、処理のしやすさや味の経験を積み

食べ物の大きさ、種類に応じて噛み取る量を覚えます。

 

③手と口の連動

手で運んだものを口に入れて食べる。という一連の流れを習得することで

手と口の協調運動が発達します。これにより食べ物を食べるときに首をひねらずに食べられるようになったり

口の中央から食べ物を入れられるようになったりします。

 

手でつかんで食事をすると食べ散らかして大変ですよね。

ついついお母さんがスプーンですくって口元まで運んでしまいがちですが、

こういった食べ物に触れて遊んで食べる、という行動は成長において重要です。

自分の一口サイズを知り、食べ物に応じて食べ方を変える、

そしていろいろなものをよく噛んで食べられるようになって、健康につなげていけるように、

お子様の手づかみ食べも見守ってみましょう♪

 

歯が生え始めたら、歯磨きの習慣もつけてくださいね!