歯医者には痛くなる前に!!

こんにちは!!

患者様からよく「1週間前から歯が痛い」や「昔の治療途中の歯が痛くなった」などのご予約のお電話をいただきます。

なんの問題も無いように感じるご予約の電話ですが実は大きな問題があります。

歯医者は痛くなる前に!

痛くなってから歯医者に行けば良いという考えかたの患者様や、痛くても他っておけば治るという考える患者様がみえることです。

虫歯の進行には段階があるのをご存じでしょうか?

歯はエナメル質、象牙質、神経という層に分かれています。

 

CO 要観察歯

まだ虫歯ではありませんが放っておくと虫歯になる可能性があります。

自覚症状はありません。経過観察や予防処置を行います。

 

C1 歯の一番外側の層のエナメル質の虫歯

ほぼ自覚症状はありませんが冷たい物でしみることがあります。

この時点だと虫歯の治療は簡単で、1回で終わることが多いです。

 

C2 エナメル質の下の層の象牙質まで虫歯が進行した状態

冷たい物で痛みがでますが、何もしない状態では痛みはありません。

虫歯の治療は1回で終わる処置、もしくは型取りをして部分的な銀の詰め物(保険の場合)で

治療していきます。

C3 神経まで虫歯が進行した状態

エナメル質、象牙質の虫歯が進行し、神経まで虫歯が進行してしまった状態です。

冷たい物のみならず、暖かい物でも痛みがでるのと何もしなくてもズキズキすることがあります。

ここまで進行してしまってから歯医者に来院する方が多いです。

この場合の処置は歯の神経を取る処置になります。

C4 歯の頭の部分が崩壊し、根っこの部分が残った虫歯

歯の神経が死んでしまっている状態です。

ここまで来ると痛みはありません。死んだ神経に細菌が感染して腐敗し、悪臭を放ちます。

ほとんどの場合抜歯になります。

 

いかがでしたでしょうか?

前は痛かったけどもう痛くないからいいやと思っていると実は神経が死んでしまっていて

歯医者に行く頃には抜歯になってしまうかもしれません。

 

歯医者には早めに生きましょうね!