銀歯のリスク

 

 

 

こんにちは。

名駅アール歯科です!

 

 

今回は銀歯のリスクについてお伝えします!

 

銀歯のリスク①

口内には細菌が何百億と住んでいるのに加え、銀歯は日々熱いもの、冷たいもの、そして咬合力を受けるなどの、過酷な環境に置かれています。そのため銀歯は劣化しやすく、傷つきやすいのです。

銀歯のリスク②

銀歯の場合は、セラミックなどの詰め物被せ物と比較すると被せた歯がまた虫歯になるリスクが上がります。

銀歯と歯は歯科用のセメントでくっついていますが、正確にいうとぴったりとくっついているわけではありません。銀歯を入れる際に歯との隙間をセメントで埋め、セメントと銀歯の摩擦力でくっつけています。

そのため入り込んだ虫歯菌により、また中に虫歯がひろがってしまうケースも珍しくありません!!

中のセメントも劣化してくるので、古い銀歯の中で、元々の歯が真っ黒になっていたといったこともあります。

一方、セラミックのかぶせものや詰め物は歯やセメントと相性がよく、ぴったりくっついているため、銀歯に比べて再び虫歯になるリスクは格段に少ないです。

 

 

銀歯のリスク③

歯周病が悪化しやすい。

銀歯の表面は傷がつきやすく、その小さい傷に口の中の菌がたくさん寄ってきます。

銀歯と歯茎の境目にも歯周病菌他たくさんの菌がたまりやすく、銀歯を入れてから歯周病の進行が早ることもあると言われています。

奥歯に銀歯を入れて数年したら、歯茎が腫れたり歯周病で歯が揺れてきた、という経験がある人もいるかと思います。

銀歯の周りは特に汚れや菌が溜まりやすいので、歯ブラシ以外にも歯間ブラシやフロスを使い綺麗に歯を磨き、定期的に歯科医院での健診やクリーニングを受けていく必要があります。

保険適用によって日本の歯科治療は安く、誰でも手軽に受けられるという利点もありますが、上記のように実は銀歯には様々なリスクもあるのです。

リスクがある点もよく理解した上で、銀歯にするかセラミックの治療をするかを選択するのも大切なことです。

すでに口の中に銀歯がある場合は、定期的な歯科検診と毎日の丁寧な歯磨きをすることが必要になってきます。そしてなにより、虫歯のない健康な口腔内を目指し、予防に力を入れましょう♪