みなさん、こんにちは。
名駅アール歯科・矯正歯科です。
本日は前回お話ししたホワイトスポットの治療法の『ICON』について詳しく
お話していきます。
目次
- ICONについて
- ICONの治療の流れ
- ICONのメリット
- ICONの注意点
- 症例
- まとめ
≪ICONについて≫
ICON(アイコン)は、欧米で開発されました。
ほとんど歯を削ることなく、ホワイトスポットを目立たなくできる治療法です。
厚生労働省の認可を受けた安全性の高い材料です。
ICON(アイコン)は、レジンという材料を使用しているため経年的に着色する可能性があります。
ダイレクトボンディングやラミネートべニアなどの治療法によってホワイトスポットは治療可能です。
ダイレクトボンディングやラミネートべニアは、歯を削らなくてはいけません。
歯の切削を行うのであれば、それを行う前にできる事を尽くしたうえで行ったほうがいいと思いますので、ICON(アイコン)はとても有用な治療法だと思います。
≪ICONの治療の流れ≫
Icon‐Etchをホワイトスポットの部分に塗布します。
しっかりと水洗・乾燥します。
Icon-Dryを塗布してホワイトスポットの部分を乾燥させます。
Icon-Infiltrantをホワイトスポットの部分に塗布します。
光照射してIcon-Infiltrantを重合させます。
再度、Icon-Infiltrantをホワイトスポットの部分に塗布します。
光照射してIcon-Infiltrantを重合させます。
イラストはhttps://service.yoshida-dental.co.jp/ca/series/10999/doc引用
≪ICONのメリット≫
- 歯をほとんど削らない
- 治療中の痛みがない
- 治療回数が少ない、1回で終わる場合がある。
- 歯質強化
≪ICONの注意点≫
- 実質欠損の虫歯には適応できない
- ホワイトスポットが深い場合や広範囲に及ぶ場合は効果が得られないことがある。
- ICON部分はホワイトニングの効果が得られない。
≪症例≫
≪まとめ≫
ホワイトスポットは、前歯などにあるとどうしても目立ってしまうケースがあります。
当院ではホワイトスポットをできるだけ削らないで治すかを第一に考えています。
削らずに治療ができる適応ケースは限られますが、歯の切削を行うのであれば、それを行う前にできる事を尽くしたうえで行ったほうがいいと思います。
そういった面で、ICON治療は有用だと思います。
歯の状態によって最適な治療法がありますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
名駅アール歯科矯正歯科 歯科医師 古田
愛知学院歯学部卒業後、刈谷市の二村医院で臨床研修を行い、その後4年間二村医院にて臨床を行う。
2020年に医療法人清翔会に入社。
住所 〒450-0002 名古屋市中村区名駅4-10-25 IMAIビル11F
電話番号 052-581-1051
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