虫歯のメカニズム

こんにちは。

名駅アール歯科・矯正歯科でございます。

虫歯はどのようにできていくかお話していきます。

 

1,お口の中の原因菌(ミュータンス菌)が糖質(ショ糖)を取り込み、歯垢(プラーク)を形成します。

2,歯垢(プラーク)の中で原因菌(ミュータンス菌)がさらに増殖し、糖質(ショ糖)から酸をつくります。

3,酸によって歯質(エナメル質・象牙質)からカルシウムやリンが溶け出します(脱灰)。

このように虫歯になっていきます。

 

歯の健康は、口内の
酸が歯を溶かす「脱灰」

歯を守る「再石灰化」

がバランスよく取れていることです。
虫歯は何らかの原因で歯を溶かす方が強くなると、歯の表面からカルシウムが溶け出すことで始まります。

 

🌟意外に知らない唾液の働き

唾液は食物の消化を助ける意外に

  • 歯の成分であるリンやカルシウムを含み、酸化して失われた歯を修復しようとする働き(再石灰化)がある
  • 緩衝作用、中和作用がある
  • 浄化作用がある
  • 新しく生えた歯の表面(エナメル質、象牙質)を硬くする
  • 歯や粘膜を保護する

など、歯にとって大変重要な様々な働きがあるのです。

 

🌟ネバネバの正体は「バイオフィルム」

歯垢(プラーク)が成熟すると、表面に「バイオフィルム」という膜を作ります。バイオフィルムが出来てしまうと、

  • 歯の表面に強力に付着するため、頑固なものは歯磨きでは取り除けない
  • 抗菌剤などの薬剤が歯の表面まで浸透するのを妨害
  • 膜で守られた細菌が繁殖し、酸度が高くなるため、歯にダメージを与える

など、益々虫歯になりやすい環境になりますので、歯垢(プラーク)は早めに除去するようにしましょう。

※歯ブラシでバイオフィルムを取ろうと思うと、ストローク数(動かす回数)は1歯あたり15~20回ほど必要です。

 

「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れる例

 

歯垢の酸性度は、通常中性になっていますが、糖分を取り入れると口内は酸性に変化します。

酸性の時間が長くなると、虫歯になりやすい状態が続くということです。

特に、寝ている間は唾液がほぼ出ないため、寝る前の間食で酸性のままだと、再石灰化が行われず虫歯になる危険性が高いです。

 

Q食後すぐに歯を磨いた方が良いのか

食後3分以内に脱灰作用が始まります。ただ、3分以内に磨けば良いわけではなく、脱灰は唾液で中和されるので、すぐに磨いてしまうと刺激唾液(食後の唾液)を止めてしまうので、食後少し時間をおいて磨くという理論もあります。

つまり、唾液と中和される30分後が理想です。

 

虫歯を予防していくには

■規則正しい食生活(食時間は3時間以上空ける)

■フッ化物を適切に選択し、効率的に使用する

■プラークコントロール(セルフケア)の向上

■定期検診でのプロフェッショナルケア

 

虫歯になりやすい人、なりにくい人と個人で違うため、自分がお口の中にどの細菌が繁殖しやすいか調べるのも一つの手です!!

 

口腔内や周りの歯の状況によって、できることとできないことがあります。

この中でもブリッジ、部分入れ歯、インプラントで迷われる方が多いかと思います。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、しっかりと歯科医院で相談されることをお勧めします

当院でも無料で治療相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください

 

当院では患者様との連絡をしっかりと取っていくためにLINE登録をお願いしております。

お手数ですが、宜しくお願いします。

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